クロック周波数=テンポ!
こんにちは!
前回、
今あなたが、勉強しているパーツは何か?
意識するということをお話しました。
今回は予告通り、
クロック周波数のお話をします!
このクロック周波数を知ってないと
あなたは
CPUに関する計算問題を
解けません!
CPU(プロセッサ)は、
”コンピュータの頭脳”
って聞いたことありますよね?
このCPU内では、
たくさんの回路が動作しています。
これらの回路が「我先に!」と
周りを無視して、
それぞれが勝手に単独行動を始めると、
コンピュータの誤作動の原因になります。
そこで
みんなでタイミングを合わせて
一斉に動く必要があります。
このタイミングつまり
テンポのことをクロックと言い、
そして、
”(1秒間に)どのくらいのテンポか?”
を表すのが
クロック周波数です!
単位は Hz(ヘルツ)
ちなみに、
CPUは1つの命令を処理するのに、
1~複数のクロック必要とします。
(命令の内容によって異なる)
つまり、
クロック周波数が大きいほど
CPUは高速に動作します!
以上です!
クロック周波数の概念
分かっていただけたでしょうか?
あと、実際どれくらいの周波数なのか?
あのiPhoneXで使われているCPUの
クロック周波数は2.4GHzです。
2.4GHzというのは、
1秒間に24億のクロックを発生させます。
iPhone8もiPhoneXと同じCPUなので、
2.4GHzです。
では、とっても簡単な問題を
用意したので取り組んでみて下さい!
問)
クロック周波数が2.0GHzのCPUがある。
このCPUが、4クロック必要とする命令を
1秒間に何回実行できるか?
答)
2.0[GHz] ÷ 4 = 5億
よって、5億回実行できる
今回はここまでです。
読んでいただいてありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。